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トスジャグリングをしていると出会う数字の羅列「7441」とか「807」とか・・・
最初はなんじゃこりゃ?ってカンジでしたが、
色々考えてると結構便利かもって思い始めました。
ということで、私なりにサイトスワップをご紹介します。
【1】 私の思う、サイトスワップのいいところ
ずばり、「パターンを表せる!!」
そもそもパターンを表すのがサイトスワップなので当たり前なのですが、
これってかなり重要なことだと思うんですよね。
もちろん全てを表すことはできなかったりと弱点もありますが、
それを考慮してもかなりの利点だと思います。
例えば、音楽には楽譜があります。
楽譜を見ればその曲がどんな曲なのか分かりますよね。
それと同じでサイトスワップを示せば、完全とは言えないけど
それなりにどんなパターンかは表現できます。
これって、その競技や文化が広がる過程で凄い重要だと思うんですよ。
特に1人で練習してる人とかにとっては、大事だと思います。
比較対照としてヨーヨーを考えてみます。
例えばランシッドミルクという技を説明するとしたら、
「トリプルオアナッシングの要領で、親指,中指,人差し指の順で掛けて、
跳ね上げたヨーヨーを一番前のTHの輪で引っ掛け直す。その後・・・(以下省略)」
ちなみにまだ全体の10%も説明していませんが、既に解読が難しい状況です。
練習会に行って一度見ただけでこれを習得できる人は尊敬します。
(私は家に帰った段階で、後半部分を忘れてました)
家に帰って練習したいところですが、ヨーヨーの動きをメモっていくのって
かなり厳しいんですよ。こうなるとなかなか技ができるようにならなくて、
諦めてしまう人も多くなってしまうと思うんですよ。
なので、その競技が広まりやすいかどうかにも影響してくるのではないかと思います。
(まぁ、今となってはネットで動画が出回っているのでカバーできますが・・・)
また、思いついたパターンをメモしたり、練習の記録を残すのにも役立ちます。
【2】 実際にはどんなカンジなのか
ネットで検索すると色々と引っかかると思うので基本ルールとかは置いときます。
・数字=絶対的な高さではない
'3'=1m、'5'=2m というようにその数字に対応した高さが決まっているわけではありません。
投げるテンポが変われば、それに応じて高さも変わってきます。
・ボールの個数は、数字の平均
「7441」ならば、(7+4+4+1)/4 = 4 → 4個のパターン
「807」ならば、 (8+0+7) /3 = 5 → 5個のパターン
【3】 で、何に使うのか
私的な利用方法を紹介します。
例えば、97531 これは有名なのでイメージできる方も多いかと思います。
ボール5個の技で、高く投げられたボールが同タイミングで落下し始めるパターンです。
イメージが沸くパターンは練習しやすいですよね。
97531なら、落ち始めるタイミングに着目すると思います。
では、イメージが沸かないパターンを練習する時はどこに着目すればいいか?
ってことで、サイトスワップを使ってみましょ~
といっても、いきなり'9'とか'7'とか言われても、
どれ位の高さで投げればよいか分からないですよね。
前にも書きましたが、'9'という数字に対する高さが固定で決まっているわけではありません。
投げるテンポが変われば高さも変わります。
なので、大前提として同じテンポで投げるとして、大事なのはそれぞれの高さの比率です。
しかし、ここでまたもや問題が発生します。
'9' と '7' の比率って言われても、これまた分からない・・・
なので、そのパターンの特徴を見つけて投げるのが近道かなと思います。
例として 97531 を書いてみます。
こんなカンジです。
赤いボールを9で投げると、9マス後にキャッチとなります。
同様に7,5,3,1も書くと、上のような図になります。
ここでは、ボールが頂点に到達するタイミングに注目してみます。
横は時間軸です。
1回目の赤いボールと2回目の赤いボールの間は、8マスあります。
「投げ上げ ~ 頂点までの時間」と「頂点 ~ キャッチまでの時間」は等しいので、
頂点の位置は 8マス÷2=4マス目 になります。
4マス経過時までは、ボールは上昇し、残り4マスで落下してきます。
同様に他のボールに関しても頂点のタイミングを求めます。
すると上の図のように、全てのボールが同じタイミングで頂点に達します。
こうしてみると、確かに一斉にボールが落下し始めることが分かります。
どこに着目するかは、その人によって違うと思いますが、
どこかポイントが見つけられれば、練習効率も上がるかと思います。
そんなわけで、他にも何個か紹介します。
・4ボール ハイローシャワー
まず、4ボール ハイローシャワーをサイトスワップで表すと、9151 となります。
で、それを絵にしてみるとこうなります。
ここでも、頂点に達するタイミングに着目してみたいと思います。
ハイローのボールの頂点を求めてみると、ハイ と ロー で同タイミングであることが分かります。
ということで、ハイ と ロー のボールが同タイミングで頂点に達するように
(同タイミングで落下し始めるように)投げると、上手くいくと思います。
・(6x,4)(4.6x)
私は、②で同時にキャッチするタイミングに気をつけて練習してます。
・744
5ボールカスケードから744に入るとして図を描くと、こうなります。
私の場合、5ボールカスケードから744を投げると、
残りの4個のボールがどうなってるかよく分からなかったので、
とりあえず図を書きました。
で、分かったことは
・744を投げ終わった後に最初にキャッチするボールは、744を投げる前に投げた'5'
・最後にキャッチするボールは744の'7'
んで、そこまでは分かったので、後は練習する時に、
'7' と '4' と '5' でボールの色を変えて認識しやすくし、
ちゃんと順番通りにキャッチできるように、744を投げる練習をしてました。
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趣味はジャグリング。
現在は3ミルを練習中。